ベランダが南向きのマンションに住んでいるのですが、玄関は北向きになります。
このドアが鉄板に覗きレンズという構造なので、玄関が非常に暗い。トイレや風呂は窓が無いので真っ暗です。
せっかく南向きの部屋なので、この光を北側の暗い部分に差し込ませる方法はないでしょうか。 集光の仕組み![]() 太陽の位置は、時間によって東西、季節によって南北に変化するので、上記の設備はこれを追跡しているのですね。 ![]() 今回の目的は部屋の照明なので、ここまでは参考までに、ということで。 |
おたまじゃくし登場![]() そこでも、パラボラ反射鏡のことに触れられていましたが、とりあえず球形に近い形状のもので結構な効果が期待できる、 ということが紹介されていました。マイクそのものが反射鏡に比較して大きめなので、そうなるのでしょうね。 ただ、金属製のものを使用すると、音質に問題が出るので、裏側に何かを塗って金属音を防ぐのだとか。 こちらは光を光ファイバーに集めなければならないので、事情が若干異なりますが。 早速、百均ショップに行って、物色してきました。大き目のものではボウルや皿がありましたが、 底が平らになっているのであまり今回の用途には向いてないかも。やはり、おたまじゃくしにしました。 では、これはどんな曲面になっているのかというと、よく分かりません。実際に光を反射させて見ましょう。 ![]() では、目的の太陽光を当ててみます。ハンドリングしやすいように柄を曲げて、おたまの開口面と平行くらいにしました。 これを持ち上げて、太陽に向かってあっちへ向けたりこっちへ向けたりしている様子は、 なにやら宗教がかって厳かな雰囲気ですが、傍から見るとばかげているかも。 結局撮影も自分でやらなければならないので、地面において撮ったのがこの写真です。 蛍光灯の時と大差があるようには思えませんね。とりあえず、一番明るくなっているあたりが焦点だということにします。 |
いよいよ光ファイバーへ![]() 光ファイバーのほうも、買ってきた状態では先端の断面がきれいじゃなかったので、 カッターナイフで切りなおしました。そのほうがいいかどうかは、分かりません。 ![]() 無理に引っ張ってもつれを解こうとすると、ガラス製なら折れる(切れる)、プラスティック製なら白濁する、 ということが起こる可能性があります。光ファイバーは、一方の末端から中に入った光を、ファイバーの側面に全反射させ、 反対側の末端まで導くわけですから、切れることは勿論途中が白濁するのもまずい。 また、側面で全反射させるためには外側に傷がつくのもまずいんじゃないですかね。つまり、 ファイバー同士があまりこすれあうのも良くないんじゃないか。でも、こうなるとそうも言ってられません。 悪戦苦闘30分、やっともつれを解きました。 |
さて、明るさは?![]() 実用化に向けての改善点は色々ありますが、どれも大変です。 1.光量
やはり、一部分だけ新聞が読める程度の明るさにするのではなく、トイレ程度の照明になるくらいの光量はほしい。
おたまじゃくしを中華鍋に変えればいいのか、光ファイバーを増やすのか、検討しなければなりませんね。
2.時間帯
正確なパラボラ曲線断面ではないので、焦点がぼやけた結果、かえってもつれを解く時間(約30分)を経ても
集光することができたようです。しかしここで、私の部屋が「南向き」なのではなく「南南東向き」であることに
気がつきました。5月中旬のこの時季、午後2~3時あたりでベランダに直射日光が当たらなくなる。
「へえ、そうだったのね」といった感じ。出勤前の朝の時間帯だけ利用するなら、それでもいいでしょうが。
3.季節による仰角
時間帯とも関連しますが、季節によって太陽の高さも変わりますよね。朝だけ採光するとしても、
2~3ヶ月に一度は角度を調整してやらないといけないでしょう。
4.できれば一日中
直射日光は当たらない時間帯があるにせよ、空の明るさを取り込む方法はないものか。
湯を沸かしたり発電したりしようってんじゃないですから。明かりだけですもんねえ。
|